おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」
第100回【毎週1回、通算100回の積み重ね】

こんにちは。5月もあっという間に最終週となりました。コロナ禍での様々な制限や規制がなくなり、普段通りの日常になってもうすぐ1ヶ月。今週の金曜日は都内に電気グルーヴのライブを見に行って、週明けは家族で軽井沢方面に旅行に行きます。
来年息子が小学生になると今までのように平日に出かける機会が減るので、今年のうちに色々と思い出を作っていきたいと思います。
さて、節目の第100回の今回は「毎週1回、通算100回の積み重ね」と題し、書き始めてからもうすぐ2年が経つ当連載、100回というひとつの節目を迎えた今思う事を書いていきたいと思います。
元々文章を書くのは苦にならない方なので、何か書きたいテーマや題材があれば一気に筆(PCなのでタイピング)が進むのですが、それを毎週毎週一定以上の量の文章を書くというのは、今迄の人生や過去の職業では行った事がなく、最近は毎週パソコンの前で頭の中を引っ掻き回しながら題材を捻り出しています。
それでも連載に穴を空ける事もなく100回を迎える事が出来たので、今後もなんだかんだ続けていけるという自信のようなものは付きました。
一体どれくらいの方がこの連載を読んでいるのかも気にしてないですし、この連載の読者を増やしたいという思いもほぼ無い。当店のお客様に向けた公的な日記のようなものですが、たまに感想をもらったりする事もあるので大変励みになっております。
そんなこんなで書き続けて100回目、一番実感したのが「繰り返し・ルーティンの効果」です。
毎日のSNSやカッピングの投稿もそうですが、習慣になるまでは毎回投稿をするのに気合いがいります。
「今日は良いネタがあるから内容が捗る」「書く事が無くて内容が薄いな」というような具合に、気合いもそうですが、投稿しようとする度に感情が働きます。
日々の投稿にこのような感情が働いているうちは習慣化・ルーティン化未満の状態で、大抵の人はここを乗り越えられずに書く事が無くなっていって、いつの間にか更新が滞っていきます。
それでも己の引き出しを総動員しつつ更新を続けていくと、ある時から「更新するのが当たり前」といった感じの「習慣化・ルーティン化」された状態になっていきます。
ここまでくると、むしろ更新しない事の方が不快に感じるようになってきます。
スポーツ選手に置き換えると、「日々のトレーニングを頑張ってこなせるから凄い」のではなくて「日々のトレーニングを当たり前のようにこなせるから凄い」のと一緒です。
日々の仕事が感情で左右されていたり、やる気にムラやブレがある時点でプロとは言えない、アマチュアレベルの仕事であると言えます。
元来面倒くさがりな自分がこのように仕事が習慣化したのは、日々の積み重ねが功を奏した結果だと思っています。
100回続けば200回500回1000回と、身体と頭が健康なら続けていけると思います。これからも気の向いた時にふと目を通して頂ければ幸いです。
2023年5月28日
坂本壮太
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