2026年 08月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      
今日
休業日
 

 

さかもとこーひーの焙煎&ブレンドメソッド45(シーズン2-6)


「焙煎の順番」 

 

 

前回は、サポートしている自家焙煎店からロースティングポイントが1℃違いのマンデリンの話しでしたが、

今度は、同じエチオピア・モカナチュラルを同じ基準で全く同じように焙煎した4つの豆が送られてきました。

 

4つのうち2つは1バッチ目の焙煎、2つは2バッチ目の焙煎で、

どれもきちんと焙煎できていますが、

カッピングして比較すると違いがあるので、

それをカッピングして欲しいとのことでした。

 

1つはエレガントさも魅力的で素晴らしい

1つはエレガントさは弱いがキャラがきれいに出ている

2つはキャラも弱く、余韻の魅力が乏しい

 

そんな感じでした。

本人も同じ評価でした

 

しかし、同じになっても良いのに何故違いが出るのかわからないと。

 

1バッチ目の前に毎日同じように暖気運転して焙煎機のコンデションを整えていますが・・・

それでも1バッチ目と2バッチ目以降では熱の伝わり方が違うように感じています。

 

部屋の温度、煙突の温まり方等々コンデションが変わるので、

安定したコンデションの状態で焙煎することが前提になっています。

 

なので、さかもとこーひーは1バッチ目はポテンシャルの高く無い豆、

まぁ、点数高くない豆を焙煎して、3バッチ4バッチ目のコンデション整った状態で

ポテンシャルの高い、点数の高い、デリケートな魅力を持った豆を焙煎するようにしています。

 

そうすると毎日5バッチ6バッチ安定して焙煎するような販売量があると

とっても安定しやすくなります。

 

その方に伝えたのは・・・ある程度の量が売れるようにならないと美味しさが安定しないということです。

 

勿論、1バッチ目でも同じように仕上がるようにメソッドを磨き上げるという方法もありますが、

さかもとこーひーは研究家では無くて、職人なので、そんな研究している暇も能力も無いので、

今の環境でどうしたら安定して納得のいく仕上がりになるかを優先します。

 

なので、さかもとこーひーはデリケートな魅力を持った豆は

3バッチ目4バッチ目に焙煎するようにしています。

 

たったそれだけで解決です(笑)

 

1バッチの焙煎量もそうなんですが、

1kg焙煎や5kg釜での1kg2kgをどう上手に焙煎するかよりも、

お客さん増やして、5kg焙煎機で最低3kg、できたら5kg焙煎すれば

仕上がりも商売も解決です、簡単なことです。

 

5kgで毎日焙煎していたら、1kgであれこれ頑張っていたことは忘れて

しまいそうです。

 

昔から今でも研究大好きな人が多い印象です。

さかもとこーひーは職人ですので、研究はあまり得意ではありません。

 

余談ですが・・・時々焙煎機の容量の半分くらいが良いとか、焙煎しやすいと

いう話しを聞きます。

 

しかし、焙煎機のメーカーはその容量で焙煎できるように設計しています。

メーカーの担当者とも話題になることがあります。

 

それは、その人の焙煎の仕方では半分の量が良いということでしょう。

それなら納得です。

 

業界は抽出でも焙煎でも前提無しで伝えることが多いので、

聞く方は勘違いしやすいです。

 

さかもとこーひーの豆のお勧めの淹れ方と言えば良いと思います。

しかし、コーヒーのお勧めの淹れ方と言うと、

どこの豆でも良いと誤解されやすいでしょう。

 

ご質問はお気軽にメールで坂本までどうぞ。

takafumi@sakamotocoffee.com

 

2026年05月10日

坂本孝文

 

 バックナンバーはこちらをどうぞ
 

ページトップへ