一生繁盛カフェ飲食店経営のキモ 12
 

「お客さんとの勝負」

前回は「何をして、何をしないか」について書きました。
 

商売をしていく上で「何をするか」は大切ですが・・・「何をしないか」はもっと大切だと思っています。
 

自営レベルの店は限られた「人・もの・お金・情報・時間」で何をするかでできることが違ってきます・・・逆に言うと何をしないかでできることが違ってきます。
 

よその店行くと・・・無意識のうちに黙って何をしているかと何をしていないかを観察しています。老舗の繁盛店はその辺がとっても勉強になります。お客さんにとって使い勝手が良いのに・・・さりげなくしていないことが見えてきます。なので、とってもオペレーションが良いです。
 

「何をして、何をしないか」でお店の価値も魅力も使い勝手も違ってきますね。
 

そんなこんなで・・・今回は「お客さんとの勝負」です。
 

ラーメン屋さんで目立ちますが・・・お客さんと勝負して、勝ち負けを意識しているお店があります。カフェだとその辺上品な表現ですが・・・それでも駆引しているお店が多いように思っています。
 

イベントひとつでも・・・お客さんに楽しんでもらおうという意識のお店と、集客したい意識のお店があるように感じます。(常連さん向けにフォーカスしているのと、新しいお客さんの集客にフォーカスしている違いがありますね。)
 

(お客さんと勝負している店は、お客さん見ないで、本音では売上を見ているんだろうなぁーと思っています。)
 

数が少ないとか、限定とか・・・柔らかな表現でも駆引を感じるお店が多いです。
 

お客さんと勝負してどうなるのでしょう・・・お客さんに勝つってどういうことでしょう。
 

さかもとこーひーはお客さんと同じ方向を向くように気をつけています・・・お客さんと向かい合わない。
 

昔から・・・テーブルで対面するより、カウンターで並んで座ったほうが口説きやすい(笑)と言われます。
 

接客用語で・・・「側面接客」と「対面接客」があります、さかもとこーひーは試飲のこーひー飲んでもらいながらお客さんの横でお話しできるようなレイアウトになっています。
 

お客さんと勝負しないで・・・寄り添う感覚のほうが長く商いできると思います。
 

まぁ、ぶっちゃけ・・・お客さんに勝つことができても、結局買うか買わないか決めるのはお客さんです・・・勝負している店が長く継続できるかどうか疑問です。
 

現実に急成長急拡大で話題になった店の数年後に結果が出ています・・・急拡大して会社を売ってさよならというビジネスなら良いのでしょうが・・・自営で長く商いしようと思ったら答えが出ると思います。
 

昔から気になるのが・・・脅しマーケティングです・・・今だけ、限定、損します、お得を見逃します・・・上品に脅しています。まぁ、これが効果的なのはデータで出ているのでしょう。
 

急成長、急拡大を目標にしている場合は・・・どうやってお客さんを操作するのか、その上手い下手が結果につながるのでしょう。
 

しかし、自営の商売で一生長く安定して繁盛していくにはその辺のテクニックを禁じ手にしたほうがいいかなと思っています。
 

さかもとこーひーで大切にしているのは・・・「ピークを作らない商い」なんです。
 

煽りのテクニックを使って無理やりピークを作ると・・・必ずダウンが待っています。自営レベルだとその先がきついです。自分自身でこれをしたいというものがあっての独立でしたら・・・そのものでゆっくりと上り続けるにはどうしたら良いのか?考えてきました。
 

60代後半に入っていますが・・・今商売が下り坂だったら・・・自分が好きで始めた店なのですが、かなりきついと思います。
 

それで、「売りたい」意識を横に置いて・・・「常連さんが増えるよう」にと考えるようになりました。
 

常連さんの立場になって・・・どうしたら喜ばれるか?常連さんになってもらえるのか?必要とされるのか?長く利用してもらえるのか?・・・一つ一つ取り入れてきました。
 

さかもとこーひーが意識しているのは・・・「お客さんと勝負しない」「駆引しない」「売り付けない」「ピークを作らない」・・・そんな感じです・・・そして「常連さんが買いやすく」ですね・・・勿論、少しずつ「常連さんが増えるように!!」
 

次回は「専門店の落とし穴」 について書こうと思います。
 

ご質問はお気軽にメールで坂本までどうぞ。

takafumi@sakamotocoffee.com
 

2022年01月12日

坂本孝文
 

バックナンバーはこちらをどうぞ

 

ページトップへ