さかもとこーひーの焙煎&ブレンドメソッド29

「焙煎機のメンテナンス」
 

前回は「深煎りの焙煎3」について書きました。
 

焦げないギリギリの火力やロースティングポイントの見極めはカッピングになります。
 

データとカッピングによって検証を繰り返します。

そのためには再現性の良い焙煎機や焙煎のデータが必要になります。
 

その2つをプロバット焙煎機とさかもとこーひーの焙煎表で行っています。
 

まぁ、焙煎やブレンドはカッピングの繰り返しですね。

それとレベルの低い豆でいくらカッピングしても、

その豆以上のレベルにはならないので要注意です。
 

素材を見極めるカッピングとは違うところがあるので厄介です。

点数つけたり、フレーバーの表現したりはよくありますが、

この焙煎やブレンドのカッピングはあまり目かけません。
 

焦げの苦味やざらついた食感・マウスフィールの見極め、

その豆の良さを生かした深煎りの魅力は、

火力とロースティングポイントが軸になると思っています。
 

その前提として素材選びがあります。
 

高地産で酸のボリュームがあって、

深煎りにしてカロリーに耐えられて焦げにくい豆を選んでいます。
 

似たような標高でも、

内陸性気候で気温の年格差、日格差の大きい素材は

ゆっくりと育つので締まって固くて酸もあって良いでしょう。
 

海洋性気候だと温暖で熟しやすいですが成長が早いので、

柔らかく酸も穏やかなので・・・避けています。
 

そんなこんなで・・・今回は「焙煎機のメンテナンス」 です。
 

焙煎すると排気で汚れます。

定期的にグリスアップも必要です。
 

さかもとこーひーでは月1回3人で煙突や排気ファンの掃除と

ベアリングのグリスアップをしています。
 

定期的にすることで焙煎機のコンデションが一定になるようにしています。
 

焙煎機自体が10年超えてきたので

ここ数年で排気のモーターやギアモーターを交換しました。
 

結構な金額になりますが、

車の車検や定期点検、税金に比べたらトータルで安いものなので

早めに交換するようにしています。
 

トラブルと焙煎できませんから。
 

それにコロナ禍で部品が届かなかったり、

円安で値上がりしたりして、コストアップになっています。
 

最近は年に1回定期点検してもらっています。
 

昔は、焙煎機のメンテは店側ができることを前提としていたので、

自家焙煎始めても教えてもらえることがなかったり、

どうメンテしたら良いのか分からなかったりしてましたが、
 

自家焙煎が増えて、メーカーや代理店はその辺の情報発信や

トレーニングを考えているようです。
 

トラブルとお互い面倒ですからね。
 

次回は「焙煎機のメンテナンス2」 について書こうと思います。
 

ご質問はお気軽にメールで坂本までどうぞ。

takafumi@sakamotocoffee.com
 

2023年02月03日

坂本孝文
 

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