週刊こーひーコラム

「プロのつぶやき」

 

プロのつぶやき1369【全盛期の色々】

 

 

今週は台風が来て、そのあとは肌寒い日が続きました。先日高校の同級生がやっているカフェで、幼稚園からの幼馴染と店主と3人でお喋り2時間しました。10代のレベルのまま70代の爺いの話しです(笑)お互いの健康を確認して、勿論あちこち調子の悪いところはありますが、おひらきとなりました。

 

そうそう、台風の日仕事終わりで、久しぶりに立川談春師の独演会に行ってきました・・・前回は師走の「談春芝浜三態、昼談春夜談春」・・・今回は「談春塾2026」の第1回で「あくび指南、岸柳島、黄金餅」を休憩なしで2時間・・・少し痩せたからかコンデション良さそうで、声の張りはいいし、エネルギー十分、勢いもリズムもよくグイグイ啖呵のキレも良く迫力たっぷり引き込まれました。

 

談春師では初めての「あくび指南」でしたが、お馴染みのネタでも流石に上手いものでした、満足満足。黄金餅では、下谷山崎町から麻布絶口釜無村木蓮寺までの道中の地語りは名調子、声よしリズムよしメロディよし心地よいものでした。

 

談春40代から追いかけていますが、若かった談春師も還暦だそうで、これからの10年の年の重ね方が見ものです、いよいよ名人全盛期かと思いました。まだまだエネルギーも勢いもあって、円熟してきて、声もテンポリズムも良いし、見頃食べ頃(笑)でしょう。コーヒーで言えば完熟した実を収穫し、上手に焙煎したって感じでしょうか。

 

そんなこんなで・・・自分は古希+1歳になって、味わいの感じ方の年季を感じるようになったとしみじみ思っています。毎年通っている料理屋さんで、毎年恒例の季節の料理を味わうと・・・勿論、その料理も微妙に年々進化工夫しているようですが、こちらも細部まで深く感じるようになってきています。

 

この辺が味の厄介なところで、同じ料理でも人それぞれ感じ方が違いますし、まぁそれが面白いところでもあります。同じこーひーでも常連さん一人一人感じ方が違って、その違いを受け止めながら品揃えするのも楽しいものです。(なので、これが一番とか、100m競争じゃないので、スルーします。ランキングできるようなものではないでしょう。単なるマーケティングツールだと思っています)

 

談志師は勢い全開の30代から追いかけて、コンデション悪くなった60代まで世代毎に観ましたし・・・志の輔師は40代から今の70代まで同世代としてオンタイムで楽しませてもらっています。そして談春師は売れてきた40代から50代とぐいぐい芸に年季が入ってくるのを観ています。

 

やはり最近は、若さではない魅力に惹かれるようになりました。

 

談志師が50代の頃、麻雀放浪記の阿佐田哲也さんが、談志師匠の60代の芸を早く観てみたいと言ったようなことを書いていて・・・どんなに達者な芸でも年齢が必要な魅力を感じたものでした。

 

その点、志の輔師は同世代ということもあって、バリバリ勢いのある40代から上がっていき、60代、そして最近の70代も堪能しています。

 

談春師の60代をこれから10年間楽しめるように元気に追いかけたいと思ったものでした。

 

最近は、60代の全盛期もあるし、70代の全盛期もあるように感じています。自分自身でも60代を全盛期にできるように意識してきましたが・・・あっという間の10年で、気がつけば70代・・・流石に体力は落ちていますが、一瞬の集中力や経験を活かして、70代の全盛期はどんなものにできるかを考えています。

 

達郎もコンサートの時間を3時間以内にコントロールしたり、ツアーの本数を減らしたりして・・・若い頃の声とは違っても70代のエネルギー溢れる歌歌っているし・・・30年以上待たされているライブアルバム「JOY2」を今年こそは出すようなので、年代毎のライブを何度も聴けるのが楽しみです・・・まぁ、30代の歌聴くとパワーいっぱい今との違いに驚きますが・・・今の歌も素晴らしいものです。

 

アルフィは70過ぎて全盛期とか言われるし・・・ピークも色々です。談春師は7月もチケット取れたので楽しみですし・・・来週の日曜日は千葉県文化会館でU字工事やナイツの爆笑オンパレード・・・大貫妙子に薬師丸ひろ子とライブが色々と待ってます。

 

さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。

 

2026年06月07日

《まろやかな美味しさ、ゆたかな香り》

坂本 孝文

 

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