苦すぎず、軽すぎず
甘さがあって、円やかで
香りが良くて、酸っぱくない。
「真ん中の味わい」のブレンドです。
はじめてのお客様から
「酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー」
と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と
「カフェボッサ」を説明します。
ブラジルクラシクスの方が
少し軽やかな味わいで
カフェボッサの方が
円やかで甘さを感じやすい味わいです。
フローラルやフルーティでは無くて
円やかなコーヒー感と甘さがあって
酸味と強い苦味が無く
マイルドなコクのあるこーひー
それが「カフェボッサ」です。
ブレンドをする時に候補の豆を選んで
カッピンググラスを並べますが
この時にどの豆を使うかで
ブレンドの可能性が決まってしまいます。
今回は何を使うかでは無くて
何を使わないかを優先しました。
ブレンドでいつも活躍している
グアテマラを使わないことにしました。
これで、グアテマラの華やかさ
余韻、甘さ、コクを使えません。
そして並べたのが
「深煎りエルサルバドル」
「深煎りブラジル」
「マンデリン」
「深煎りコロンビア」です。
どれも酸味が無く穏やかなイメージの候補から
出来上がったパターンを3つ4つ試して
良かった2つを並べてさらに比べてみました。
最終的に使った豆は
「深煎りコロンビア」
「深煎りブラジル」
「マンデリン」
「ロブスタ」です。
「マンデリン」が
余韻の味わい深さに活躍しています。