おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」

第118回【30代を振り返って】


 

こんにちは。長引く残暑もようやく終わりを迎えたかと思えばもう10月です。今年も残り3ヶ月、気温が下がってくると段々と忙しくなってくる当店ですが、年末のピークに向けてしっかりと仕事のコンディションと段取りを整えていこうと思います。
 

さて第118回の今回は「30代を振り返って」と題し、なんだかんだと今週40歳を迎えるにあたって、この10年の間に起こった出来事や環境や考え方の変化について書いていこうと思います。
 

たまにFacebookやGoogleのお知らせで、〜年前の今日の投稿や写真が流れてくる事があります。それを見る度に「ああ、あれはもう〜年も前の出来事だったのか」と、ノスタルジー混じりの不思議な感覚を覚えます。
 

普段は自分が今何歳だったかを忘れそうになる位年齢には鈍感な方なのですが、流石に今年は40歳になるので自分が30代になった当初の事や、この10年間での出来事が自然と頭に浮かんできたりします。
 

体感的には20代に増して時間の逃れが早くあっという間の10年間でしたが、一つ一つを思い返すと人生の転機になる出来事だらけな30代でした。
 

30代になった頃はまだ前職の美容師でしたし、仕事終わりは毎日のように飲み歩いて帰るような独身らしい生活を送っていました。
 

それが結婚をして、少しして美容師を辞めて今の仕事になり、2人の子供の親となり、長男は来年小学生になります。
 

40代を迎える今、10年前には考えもしなかった状況と環境になっています。
 

朝が苦手で中々布団から出られなかった当時から(今でも朝は苦手ですが)毎日決まった時間にちゃんと起きて決まった時間に家を出たり、夜更かし深酒午前様が当たり前の状況から外飲みもしなくなり、酒も程々で止められるようになり、日付が変わる前には必ず眠るようになりました。
 

我ながら随分と真っ当な人間、真っ当な生活になったなとしみじみ思います。
 

そのお陰で仕事における身体のコンディションも一定に保てるようになりましたし、行動をルーティーン化する事でミスや雑念に影響されにくくなりました。
 

一般的な会社勤めの40歳というと役職についていたり部下もいたりと、体力と経験が丁度良く噛み合い働き盛りのピークの時期かと思います。それでもあと20年もすれば定年退職や老後の生活が現実的になってきます。
 

その点自営業は定年も無く、身体と頭が元気でお客様に必要とされればいくらでも働くことができます。
 

60歳70歳できれば80歳になっても働けるように、今のうちから先々を見据えた仕事や生活への意識作りが大切なように思います。
 

40歳という人生の折り返し地点を、楽しく無事に走り切れるよう準備を怠らないようにしていこうと改めて思いました。
 

2023年10月1日

坂本壮太
 

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